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連載小説 「壬之御門奇譚(おおいのみかど きたん)」 Act.1 #36

更新日/2023.06.09

奥にある方へと闇に呑まれることのない光が限りなく続く廊下を吸い込まれるように足を進め紅に染まる木々の間を通り抜けて上るべき道を進んでいくと朱が映えている相談室と休憩室の時の様な四角い廊下の中央へと出てくる

「ここが三年の教室というか教室に繋がる場所だ。構造は若干二年生の時と違うけれど構造や教室への入り方は全て均一になる。三年の階段は両端ではなく両方の中央になる。右側から一組で左側から行くと五組からになる。そんな感じだなこれで三年までの教室とは回ってみたが…何か質問はあるかい?」

「体育館ってどこにあるんですか?」

「体育館は第一・第二体育館とあってね…教室から直接行けるシステムになっている。」

「直接!?この学校魔法かなんかかかってるんですか?」

「不思議だよね~でも正直そうなのかもしれなければそうではないかもしれない。この学園は不思議なことが沢山あるからねぇ…世間一般からすれば非常識・未体験の事でもそれが日常になる事は何人たりとも誰にでも普通にあり得るんだよ内容がどうであれね…そんな感じで体育館はどちらとも教室から行けるので行き方は後程伝えるよ。それでは…次は」

→→→ #37へ続く

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