活動ブログ

小砂糖(こさと) 第一話

更新日/2023.04.22

~執筆者・小砂糖(こさと)よりひとこと~

この小説が人生初小説になるので

優しい目で見てもらえると嬉しいです。

また今回の小説は同性愛要素があるので

苦手な方はそっと戻ってねー!回れ右!

 

第一話 「恋の芽生え」 (雨夢編)

 

私の名前は雨宮 るい(あまみや るい)と言います。

これは私が体験したとある春の日の物語………

 

 

教師 「これで入学式を終わります。

新入生の皆さんは担任の先生に従って教室へ移動してください。」 

雨宮 (はぁ…ついに中一かいい子にできるかな?先輩にボコられたらどうしよう…)

   なんてくだらないことを考えているともう教室は目の前、

私は一呼吸しドアに手をかけそっと開けた

 

担任 「待ってたよこんにちは!」

 

夢中 「(ニコニコ笑顔)」

 

友達 「これからよろしくね!」

 

雨宮 (は?意味わからん…誰だよ天使連れてきたやつ!

特にあの夢中(ゆめなか)って子可愛すぎて昇天案件なんだけど?

でも私意地悪だから泣かせないようにしないと!)

雨宮 「よろしくお…ぃ…ます。」

 

担任 「ん?」

 

雨宮 「私、いつも声小さいって言われててごめん…なさい。」

    私は軽く頭をさげた。(o*。_。)oペコッ

 

担任 「そっか少しずつ慣れていこうね」

 

雨宮  「はぃ…」

 

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数日後

私は夢中さんをライバルのようにみてしまっていた。

可愛くて、優しい甘え上手なのに先輩だから当然私より出来ることも多くて

泣き虫ででもそんなところも可愛くてだからきらい…なのかはわからない 

けど羨ましさがあるのは確かだった自分の思いを上手く伝えられない

優しい言葉がけ言い方ができない自分の事がだんだん嫌いになっていった。

 

夢中 「るいさーん!」

 

雨宮 「…何?」

 

夢中 「…っっ!」

 

夢中 「先生―るいさんに聞こえない振りされたよー…」 

 

雨宮 「はぁ?してないけどともさんが聞こえなかっただけだし!」

 

夢中 「ほんと…ですか?」

 

雨宮 「うん本当だよ!!....ごめん今度から声の大きさ気を付けるから」                                                                                    

 

はぁ…やってしまった。勘違いされて少しイラっとしてしまったそして

嫌な気持ちにさせてしまった一瞬とはいえ悲しい顔をさせてしまった…

好きじゃないけど嫌いじゃないそんな曖昧にしか思わなかったのに

なんでこんなにモヤモヤするんだろう友達だと心の底から言ってみたいのに

変な意地が邪魔してなんか…やだ…頭とか撫でたらどんな顔するかな…

手つないだりしたら少しは上手く話せるのかな?

 

雨宮 「お、おつかれ…さま」ヾ(・ω・*)なでなで

 

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みなさん!ご想像通りドン引かれましたぁー!

 

 

数日後

とある事情で長期期間学校をお休みをしていた

そんな中私は夢中の事ばかり考えていた

 

(なんで上手く話せないんだろう…自分でもわかんない!

きっと夢中も私の事嫌いになったよね。

意味わかんないよな!撫でたり、意地悪言ったり冷たくしたり普通に話したり

だからきっとみんなも先生達もきっと夢中の味方なんだ…

私はずっと一人で大丈夫知っている人さえいれば友達なんていらないと思ってたのに

少し前まで知らない人だったのに今はこんなにも嫌われることが離れられることが

怖い…辛くて寂しくて不安で苦しいよ…こんなことで泣きそうになるとか

夢中のこと言えないじゃん自分だって十分臆病で泣き虫の弱虫じゃんか

自分ダサいなぁ…)「おやすみ夢中」

家族みたいにずっと一緒にいられたらいいのになんて考えてしまう

 

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数日後

(久しぶりの学校だな…いやマジで本気目にガチで行きたくない!

学校行ってもどうせ誰も私の事待ってる人なんていないしぃー?

どうせまた一人ぼっちになるだけなのに私は傷つきたくないだけなのに

何で行かなきゃダメなの?そんでなにより学校だるい!学校なんて…)

 

雨宮 「ふぅ…」

ガㇻㇻㇻ…

私は一呼吸おいてドアを開けた

 

雨宮 「おはようございm…」!!!

夢中は突然立ち上がり小走りで抱きつき私にこう言った

 

夢中 「寂しかった…るいさんがいないとつまんない」

夢中の目はかるくうるんでいるようにみえた

 

今まで長期休んでもろくに心配の言葉ももらえなかった私が?

すごく嬉しかった…

そして私の事を必要としてくれる人がいるんだとはじめて実感した。

必要にされることがこんなにも嬉しいのだと

今まで感じたことのないような『幸福感』で溢れた

私はそんな夢中をみて思った。

 

(好きだなぁー♡でもこのドキドキはなんだろう。

ただビックリしたから?この好きは『友達』としてなのか『恋愛』的な意味なのか

それがまだ私にはわからない…でも)

この気持ちが何なのか私にはまだよくわからないけど

そんなこと今はまだわからなくてもいいのだと思うだって…

今はただ心から夢中を好きだと思えたことがすごく嬉しくてすっごく幸せだから...

 

雨宮 「っ…私も…寂し…かった、です///」

 

夢中 「うん…私も…」

 

           第一話 終わり

(続く)

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